2010年04月13日 RELEASE No.10-003
『ポイントサービスに関するアンケート』調査実施
航空券購入はマイレージ最優先が過半数・ECポイントサービス併用も一般的に株式会社アップルワールド(以下、アップルワールド)は、運営する海外ホテルのクチコミ・予約サイト「アップルワールド.com」にてポイントサービスの利用動向に関するアンケート調査を実施し、その結果をまとめました。
購入金額に応じてポイントを獲得できるポイントサービスが消費者の間に浸透し、旅行についても航空会社のマイレージプログラムを筆頭に、購買を左右する存在になりつつあります。そこで、アップルワールドでは、海外個人旅行を好む人が多いアップルワールドの利用者・閲覧者を対象に、ポイントサービスに関するアンケート調査を実施。その利用実態を探りました。
まず、航空会社のマイレージプログラムについて、航空券を予約・購入する際にどの程度重視するかどうか聞いたところ、「最優先で重視する」が54.5%で過半数を上回りました。「時々重視する」(40.7%)を合わせると95%となり、利用距離や回数によって特典を獲得できるマイレージプログラムが、もはや見た目の価格や時間帯を凌ぐ決定要素になってきているようです。ただ、「最優先で重視する」との回答が20~30代で他の層を下回っていたのも特徴で、可処分所得の少ない層では依然として価格が重視されているとも考えられます。
マイレージ会員に加入している航空会社数は、「3~4社」が44.7%でトップ。「2社」(32.5%)、「5社以上」(12.2%)が続き、「会員になっていない」との回答はわずか1.6%にとどまりました。「5社以上」との回答が多かったのは、ビジネスやレジャーでの旅行経験値が高い40~50代。行き先や目的によって貯めるマイレージプログラムを使い分けている様子がうかがえます。貯めたマイルの利用方法については、「優待航空券に交換した」との回答が全体の3分の2を占め、「商品券などのその他商品」(13%)を大きく上回りました。ただ、特に20代で「利用したことはない」が4割を占めるなど、若年層ではマイレージプログラムへのこだわりがあっても、交換するまでに至っていない人が多いこともわかります。「アップグレードを利用した」ことがある人は全体のわずか0.8%でした。
一方、旅行以外のさまざまな分野で一般的になっているインターネット上のポイントサービスで貯めたポイントを何に交換したことがあるかについても聞いたところ、航空会社のマイレージが48.8%で圧倒的多数。「支払いに充当」(16.3%)「商品券」(15.5%)「現金」(8.9%)といったお金と同等の価値に利用している人も4割を占めました。その他方で「サービスを知らない」は1割未満。旅行に関心の高い人たちの間ではマイレージプログラムだけでなく、ネット上のポイントサービスを組み合わせて旅行に活用するケースが増えてきており、購買を促す魅力的な提案がこれまで以上に求められるようになるといえそうです。
アップルワールドでは今後も海外旅行をテーマに、旬の話題に即した様々なアンケートを実施し、海外旅行を取り巻く課題を浮き彫りにできるような情報提供に努めてまいります。
<調査概要>
調査名: | マイレージとECポイントについて |
調査期間: | 2010年3月17日(水)~2010年3月30日(火) |
調査方法: | アップルワールドが運営するサイト「アップルワールド.com」でアンケート調査実施 |
有効回答: | 20代から60代以上まで123件(男性48件、女性75件)の回答が寄せられた。 |
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アップルワールド 広報担当(press@post.appleworld.com)